
江蘇省政府は、ソフトウェアと情報サービス・アウトソーシング産業の知的財産権保護を非常に重要視し、国の知的財産権関連政策を確実に実行し、国の知的財産権法律を支持・実施する同時に、江蘇ソフトウェアと情報サービス・アウトソーシング産業の知的財産権保護制度の建設・完備・実施を引き続き強化し、江蘇ソフトウェアと情報サービス・アウトソーシング産業に良好な環境作りに注力し、産業の発展を加速・向上させる。
2.2.3.1 知的財産権保護措置
江蘇省は、法律に従って行政し、「江蘇省特許促進条例」、「江蘇省著作権管理規定」等地方法規を制定し、知的財産権行政公聴、専門家コンサルティング、技術鑑定制度等を創立し、知的財産権保護の法的建設を推進している。知的財産権の保護体系を整えると同時に、知的財産権保護措置の実施を強化している。
2006年から、江蘇省は「江蘇省「正式版・本物」承諾推進計画」を全面的にスタートさせ、現在、圧倒的な多数企業は、すでに全社会に対して、知的財産権を尊重・保護すると誠実経営を承諾している。同時に、江蘇省は知的財産権の司法保護、知的財産権の行政法律執行力と特許行政保護を強化している。全省の公安システムも知的財産権に対する不法な侵害を打撃することに注力している。
江蘇省とその他の重点都市が知的財産権面に大きく貢献してきたゆえ、国家知的財産権局は、すでに蘇州、常州、泰州、南京、鎮江の5都市を前後で国家知的財産権モデル都市に認定している。江蘇省市知的財産権保護作業は国内前列に位置している。また、無錫市で国家工業設計知的財産権園を設立し、「緑の通路」の方式で高効率の知的財産権サービスを提供している。2007年6月、中華人民共和国最高人民法院は、昆山市裁判所知的財産権審判所に知的財産権民事案件の受理資格を正式に付与した。これは南京、蘇州、無錫、常州等江蘇省ソフトウェア・アウトソーシング重点都市の知的財産権保護作業が専門化、規範化、法制化の軌道に乗り、良好な知的財産権保護環境を形成していることを表明している。
2.2.3.2 情報安全保護措置
情報安全はサービス・アウトソーシング発注元が受託方選定する際の必然要素であり、発注元がその企業情報の機密性に対して特別な関心を持っている。江蘇省もすでにそれに意識しており、ソフトウェアとサービス・アウトソーシング企業が国際情報安全認証を獲得するための地方的支援政策を制定し、地元企業が情報安全管理(ISO27001)、ITサービス管理(ISO20000)、サービス・プロバイダ環境安全性(SAS70)等国際認証を獲得することを強力に奨励・支援している。江蘇情報産業庁は、企業が「執務環境安全保護措置」、「コンピュータ設備物理安全保護措置」、「個人コンピューターセキュリティ保護措置」、「ネットワークセキュリティ保護措置」、「ファイアウォール安全保護措置」等情報安全保護措置を採用することを奨励・引導し、企業情報安全の確保に力を入れている。